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ジェームズ・ボンドって、かっこいい!『007 スカイフォール』感想

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作品紹介(映画.comより) 「007」シリーズの第23作で、「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」に続きダニエル・クレイグジェームズ・ボンドを演じる。各国のテロ組織に潜入している工作員を記録したMI6のハードディスクが何者かに奪われ、ボンドは犯人を追いつめるが、MI6の長官Mの命令で放たれた銃弾に撃たれ、橋の上から谷底へと落ちていく。Mはリストが奪われた責任を追及され辞職を迫られるが、これを拒否。しかしその直後、リストを奪った犯人によりMI6のオフィスが爆破され、さらなる犠牲者を出してしまう。このニュースを見たボンドは再びMのもとへ舞い戻り、現場へ復帰。犯人の手がかりを求めて上海へと渡る。「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデスがメガホンをとり、シリーズ初のオスカー監督が手がける「007」となった。ボンドガールは仏女優ベレニス・マーロウと英女優ナオミ・ハリス。悪役に「ノーカントリー」のハビエル・バルデム。M役はシリーズおなじみのジュディ・デンチ
わたし自身は007というとピアース・ブロスナン時代にどれか2作ほどテレビで観たのと、ニンテンドー64ゴールデンアイを友人と徹夜でやってたことくらいしか記憶にない007弱者です。なんだけど今回のスカイフォールはすこぶる評判がよかったのもあり、町山さんの助言どおり過去作のうちゴールドフィンガーだけチェックした上で観に行ってきました。
 
はじめて映画館で007を観て思ったのはジェームズ・ボンドってめちゃくちゃかっこいいじゃん!」(めちゃくちゃかっこわるい文章)ってこと。オープニングからバイクチェイス&スタント(バイクでどーん!)に圧倒されていると、あれよあれよという間にボンドが落下しAdeleの歌にのせたオープニングが始まるんですけど、これがもう美しすぎて最高としか言いようがないものでして。オープニング中ずっと鳥肌立ちっぱなしでしたよ。
 
 
その後は正直にいうとハラハラするところが少なくて、ちょっと退屈してしまったんですけど、だんだん話の全体像が見えてきて、これは母親としてのMをめぐる話でボンドと敵役シルヴァは本質的に同じなのだということがわかると、2人ともとても不憫に思えて最後は泣いてしまいました。
 

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実は似たもの同士の2人

 
本筋とは関係ないですが、ダニエル・クレイグの引き締まったウホッ肉体美とかハビエル・バルデムのさすがの顔の気持ちの悪さとか終盤のジュディ・デンチの守ってあげなきゃ感(というかおばあちゃん感)とかすごくいいなーと思うところもいっぱいあって、門外漢のわたしでもとても面白く観れました(ゴールドフィンガーを観てたおかげでネタが理解できたのも大きいです。特にアストンマーチン。)。たぶん007ファンの人はもっと楽しめるんじゃないかと思いますね。