映画好きが選ぶ『劇場版名探偵コナン』おすすめ度ランキング&感想(『から紅の恋歌(ラブレター)』を追加)
- 『劇場版名探偵コナン』おすすめ度ランキング
- 全作品感想
- 『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)
- 『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』(1998)
- 『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(1999)
- 『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』(2000)
- 『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)
- 『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』(2002)
- 『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』(2003)
- 『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』(2004)
- 『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』(2005)
- 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006)
- 『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(2007)
- 『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』(2008)
- 『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』(2009)
- 『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』(2010)
- 『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』(2011)
- 『名探偵コナン 11人目のストライカー』(2012)
- 『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』(2013)
- 『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』(2014)
- 『名探偵コナン 業火の向日葵』(2015)
- 『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016)
- 『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(2017)
ねてたです。映画ファンからは無視され続けている劇場版名探偵コナンですが、「そんなに悪くないよ(良くもないけど)!」という気持ちがありますので書いてみた記事です。21作目の最新作『から紅の恋歌(ラブレター)』→感想はこちら を観たので更新しました(2017.5.4)。劇場版名探偵コナン全21作品の個人的おすすめ度ランキングと感想です。それではいきなりランキングから!
『劇場版名探偵コナン』おすすめ度ランキング
劇場版 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(Blu-ray Disc)
第1位 『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』(4作目/こだま/古内)
第2位 『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(5作目/こだま/古内)
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第3位 『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』(6作目/こだま/野沢)
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第4位 『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1作目/こだま/古内)
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第5位 『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』(7作目/こだま/古内)
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第6位 『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(21作目/静野/大倉)
第7位 『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』(12作目/山本/古内)
第8位 『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(20作目/静野/櫻井)
第9位 『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』(18作目/静野/古内)
第10位 『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』(2作目/こだま/古内)
第11位 『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』(13作目/山本/古内)
第12位 『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(3作目/こだま/古内)
第13位 『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』(17作目/静野/櫻井)
第14位 『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(11作目/山本/柏原)
第15位 『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』(15作目/静野/古内)
第16位 『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』(9作目/山本/古内)
第17位 『名探偵コナン 11人目のストライカー』(16作目/静野/古内)
第18位 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(10作目/山本/柏原)
第19位 『名探偵コナン 業火の向日葵』(19作目/静野/櫻井)
第20位『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』(14作目/山本/古内)
第21位 『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』(8作目/山本/古内)
※括弧内は(ナンバリング/監督/脚本)
※監督 こだま=こだま兼嗣、山本=山本泰一郎、静野=静野孔文
※脚本 古内=古内一成、野沢=野沢尚、柏原=柏原寛司、櫻井=櫻井武晴、大倉=大倉崇裕
どうでしょうか。やはりと言うかなんと言うか初期の方の作品が比較的上位にきましたね。個人的には、荒唐無稽な話にしても初期はまだ展開に説得力があったし、キャラクター同士の掛け合いも最近の作品より魅力的だったように思います。
監督ごとに見てみると、こだま兼嗣監督作(1〜7作目)は演出がしっかりしていて、キャラクターの言動にも違和感が少ないので安心して観れます。山本泰一郎監督作(8〜14作目)は間のとり方とか音楽の使い方、カメラアングルとか演出面であまりうまくない部分がありますが、作を重ねるごとに良くなっていく印象です。静野孔文監督作(15作目〜)はそつなく作られている感じですが、ちょっと事務的な印象を受けます。
ちなみに怪盗キッド登場作の位置が低めなのは個人的にコナン世界にキッドが絡むこと自体、あまり好きじゃないからでしょう。
全作品感想
ここから先は作品ごとの感想です。長いので興味のある方だけご覧ください。公開順になっています。
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)
あらすじ
コナンが爆弾魔と対決します。
お気に入り度
70点
よかったところ
- 蘭が時限爆弾の切る線の色を選んだ理由が小っ恥ずかしくていい
- 犯人の動機が狂っている
よくなかったところ
- 犯人探しの楽しみがない
『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』(1998)
あらすじ
小五郎の知り合いが順番に狙われます。
お気に入り度
55点
よかったところ
- 犯人の演技がいい
- Aの予感(´∀`*)
よくなかったところ
- クライマックスで判明する“小五郎が過去にしたひどいこと”の真実が予想どおり過ぎる
- そのわりに誰もそのことに言及しない
- 蘭はさあ、実の父親なんだからちょっとぐらい信じてやれよ…
- というか小五郎をフィーチャーしてるわりに、おいしいところは全部コナンに取られててかわいそう
ひと言感想
前半は次々と知り合いが狙われますし、後半はけっこうド派手な展開になるのでダレないのがいいですね。犯人の動機もなかなかイケてますし、なにより演技が最高です。しかし、父親を信じずにウジウジする蘭に劇中ずっとイライラしてしまったのでこれぐらいの点数です。
『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(1999)
お気に入り度
45点
よかったところ
- 蝶ネクタイ型変声機を使って犯人をおちょくるコナン
よくなかったところ
- なぜ遺産を狙っている得体の知れない奴らとずっと一緒に行動しているの?
- 結局、言わんこっちゃないことになるし…
- キッドがいくらなんでも先読みし過ぎでついていけない
『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』(2000)
お気に入り度
80点
よかったところ
- 記憶喪失の蘭を気づかう、小五郎や妃英理、コナン、園子たちの描写
- 遊園地での攻防のたのしさ
- 無力化されていた蘭が復活する場面の盛り上がり
- コナン=新一の愛の告白が恥ずかしすぎる
よくなかったところ
- 少年探偵団がそろって探偵バッジを落とす不自然さ
- 蘭の護衛が誰もいなくなっちゃうのはさすがに無理矢理じゃない?
『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)
あらすじ
殺人が起きたと思ったら黒づくめの男達もちゃっかりやって来ます。
お気に入り度
75点
よかったところ
- 動機!
- 少年探偵団の活躍
よくなかったところ
- 黒づくめの男を絡ませたことで脚本がゴタついた印象
ひと言感想
これはなんといっても犯人の動機が最高ですね。動機を白状するときのパフォーマンスもいいし、コナンの犯人はみんなこれを手本にしてほしい。黒づくめの絡め方が無理矢理、というか偶然が多すぎるのはご愛嬌です。クライマックスにちゃんと少年探偵団全員の見せ場が用意されてるのも丁寧で好きです。
『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』(2002)
あらすじ
ゲームの中でホームズとかに会います
お気に入り度
75点
よかったところ
- 設定
- 少年探偵団の「後は頼んだぜ!」的な展開がアツかった
よくなかったところ
- ゲームオーバー=死(ちょっと違うけど)なんだから、もっと生にしがみつく子がいてもよかった
- 金持ちの子供たち、性格最悪だったのに急にいい奴になってないか…
ひと言感想
ゲーム内の世界を舞台にすることで、普段のコナンではありえない作劇が可能になっています。たとえば19世紀末のロンドンを舞台にしているのもそうですし、仲間の“死”を描くことも、いつものコナンならありえない。そういう意味で画期的な作品だと思いますし、他の作品とは違ったおもしろさがあります。
『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』(2003)
あらすじ
仏像の盗難と連続殺人事件、なんか関係ありそうやけど、京都におるはずの初恋の人が気になるんでんがな!
お気に入り度
60点
よかったところ
- 平次の出番やがな!
- 暗号か!おもろいやんけ!
- シマリス、かわいおまんなー!
よくなかったところ
- どいつもこいつも、なんで大事なこと警察に言わんのや…
- クライマックスがぐだくだやがな…
ひと言感想
西の名探偵、服部平次が大活躍。和葉とのイチャコラも絶好調です。ごちそうさまでした。
『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』(2004)
あらすじ
怪盗キッドからまた予告状が届いた。キッドを警戒してたらなんと飛行機の機内で殺人が…と思ってたら未曾有の大惨事に!
お気に入り度
10点
よかったところ
- なし
よくなかったところ
- 犯人が判明してからの展開が無理やりすぎる
- ていうか死人出てるよねコレ
- なんで蘭にあんな離れ業できるの?
- 演出が全体的に下手
ひと言感想
犯人がわかってからの展開がマジ急展開すぎてついていけないんですけど…。この辺りの作品からルックを派手にするためだけの展開が目立ってくるように思います。
『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』(2005)
あらすじ
豪華客船で殺人が起きます。ついでに爆弾が爆発して蘭が危なくなります。
お気に入り度
35点
よかったところ
- 珍しく小五郎が目立つ
よくなかったところ
- 犯行計画に無理がある
- 突然の小五郎のおっちゃん名推理
- と謎の格闘シーン
- 演出が全体的に下手
ひと言感想
小五郎が(起きてる状態で)推理してる時にコナンが変声機で訂正入れてたけど、さすがにおっちゃんでもおかしいと気づくでしょ。
『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006)
あらすじ
依頼された謎を解かなければ、リストバンドが爆発して蘭たちが死ぬと脅されます。蘭たちが遊園地を出ても死ぬらしいです。
お気に入り度
20点
よかったところ
- 犯人がクズ
- キッドがあまりでしゃばらない
よくなかったところ
- 灰原の行動が謎すぎる
- コナン組(コナン・平次・小五郎)と蘭組(蘭・和葉・園子・少年探偵団)の絡みがほとんどない
- 最後のパスワード、合ってたからいいけど推理の根拠弱くないか…
ひと言感想
遊園地から出たらリストバンドが爆発することを蘭や少年探偵団にはなぜか頑なに隠したまま、みんなが外に出ないように仕向けるも、思うようにならずヒヤヒヤする灰原にイライラ。
100歩ゆずってみんなが気にせず楽しめるように黙ってるんだとしても、アトラクションの列の後ろにまわって並ぶ時間を増やしたり(結局乗らない)、具合悪いフリしてみんなを救護室に足止めして遊ばせないって本末転倒じゃないの?
『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(2007)
あらすじ
島に旅行に行ったら、トレジャーハンターたちが海賊の宝を狙ってました。
お気に入り度
40点
よかったところ
- 蘭と園子が背中合わせになるシーン
よくなかったところ
- 犯人の存在感なさすぎ
- 意外性もない
- 全体的に地味
ひと言感想
テレビシリーズで3週かけてやってる話みたいな、地味なやつです。クライマックスまで動きが少ないので退屈とも言えますが、逆に主要登場人物の会話が多いので、比較的丁寧な印象もあります。犯人の動機がほんと面白くないし、犯人を追い詰めるシーンもサラッとし過ぎてるのが難です。
『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』(2008)
お気に入り度
60点
よかったところ
- 映画オリジナルの秋庭怜子がなかなかいいキャラ
- 犯人の動機が身勝手
よくなかったところ
- いつものメンバーは出番が少なめ
- クライマックス、防音がすごすぎて危機感が伝わらない
ひと言感想
オリジナルキャラとバディを組むのは賛否両論あると思いますが、ツンデレの秋庭怜子とコナンの掛け合いは、なかなかよかったと思います。
『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』(2009)
あらすじ
黒の組織「コナン=新一…?」
お気に入り度
50点
よかったところ
- シリアスな雰囲気
- 少年探偵団の活躍
よくなかったところ
- さすがに警察がよわすぎ
- DAIGO…
ひと言感想
黒の組織のメンバーや各地の警察官が勢ぞろいしていて、豪華な作品。なのに終わってみるとDAIGOのことしか憶えてないという…
『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』(2010)
あらすじ
飛行船でキッドを待ってたらバイオテロにあいます。
お気に入り度
20点
よかったところ
- 何かあったかな…
よくなかったところ
- だらだらしている
- 新一とキッドは声も顔もなぜかそっくりという設定の不自然さが際立っている
- コナンが銃で撃たれてふっ飛んでたけどさすがに死ぬと思う
- 大橋のぞみちゃんの役がいらない
- メインテーマのアレンジがダサい
ひと言感想
飛行船のイメージのせいもあると思うし、コメディタッチのシーンが多いせいもあるだろうけど、全体的に緊張感がなく弛緩してる印象です。大橋のぞみちゃん演じる聡くんと平次たちのやり取りも面白くないし、いらないですね。
『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』(2011)
あらすじ
地下鉄のトンネルが爆破されたりダムが決壊したりします。
お気に入り度
30点
よかったところ
- クライマックスの無茶苦茶さ
よくないところ
- 話の推進力がない
- 中盤だらだらしている
- 犯人の行動が理解不能
- ていうか大それたことしすぎでしょ…
- さすがにコナン死んでるでしょあれは
ひと言感想
アクションシーンの力の入れように比べて、お話がとっ散らかっている印象です。特に、犯人がここまでの事をやらかす理由に納得し辛いのが難ですね。
『名探偵コナン 11人目のストライカー』(2012)
あらすじ
小五郎に犯人から爆破予告がきます。
お気に入り度
25点
よいところ
- Jリーガーが本人役で出てる
- 謎解きがコナンっぽい
よくないところ
- Jリーガーの演技がとにかく下手
- しかも割と大事な場面に出てくる
- 犯人どんだけ爆薬用意したの…
- そしてどうやって爆弾仕掛けたの…
- 危機一髪!みたいなシーン、確実に死人が出てるように見えるんですけど…
ひと言感想
アニメの芸能人吹き替えにはもともと否定的ですが、これはひどいです。各選手のファンなら楽しめるのかも知れません。
『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』(2013)
あらすじ
イージス艦に乗ってみたらスパイも乗っていました。
お気に入り度
40点
よかったところ
- コナンが絶望するところ
よくなかったところ
- ユウキくんさぁ…蘭のこと早く誰かに言えよ…
- 園子と少年探偵団が泣きわめいてうざい
ひと言感想
蘭の絶体絶命の危機に、コナンが「助けられないのか…?」って絶望するとこが好きです。その後のファンタジーな展開はあんまり好きじゃないです。
『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』(2014)
あらすじ
ベルツリータワーにいたら狙撃事件に遭遇します。
お気に入り度
55点
よかったところ
- クライマックスのスナイプシーン
よくなかったところ
- 蘭が無茶し過ぎ
- 映画だけでは意味のわからないシーンがある
ひと言感想
蘭が銃を乱射する犯人に向かっていくところは、ピンチに陥るためのシーンにしか見えなくてなんだかなーと思いました。クライマックスのコナンと沖矢昴のスナイプシーンはリアリティは全くないけど、ケレン味に溢れていてけっこう好きですね。
『名探偵コナン 業火の向日葵』(2015)
あらすじ
ゴッホのひまわりが狙われます。
お気に入り度
20点
よかったところ
- ゴッホの『ひまわり』の勉強になる
よくなかったところ
- 犯人すぐ論破されすぎ
- 演技も下手すぎ
- 灰原との伏線を張っておきながら雑な回収
- キッドがでしゃばり過ぎ
ひと言感想
犯人の動機のしょうもなさはまあいいけど、コナンに反論されて一瞬で言い負かされるのはどうなの。
話とは関係ないけど、向かってくる飛行機の前までわざわざ走って行って「うわー!ぶつかる!」とか言ってるコナンには笑いました。
『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016)
お気に入り度
55点
よくなかったところ
- 話の展開が無理矢理すぎる
- カーチェイスに巻き込まれ大破した車から普通に出てくる一般人
- どこまでも関係者以外には死人が出てないことにしたいのかな…
- クライマックス後のコナンのかっこつけ台詞(二段構え)
ひと言感想
あまりにも「クライマックスに向かうためだけに作られた脚本」といった感じで、ほんとひどいんだけど、キャラの強い人達が入れ替わり立ち替わり出てくるので意外と気になりません。今回は蘭の出番がほとんどなくて終始空気なのに、クライマックスにはなぜか1番危ない場所にいるのは笑いどころですね。
劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)(通常盤)[Blu-ray]
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『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(2017)
あらすじ
日売テレビ爆破予告と出演予定のかるた関係者の死、どうもかるたがキーワードのようやけど、知らん間にかるた界の未来のクイーンに惚れられてしもたようや…なんじゃ和葉、機嫌悪いのお?
お気に入り度
60点
よかったところ
- 平次と和葉のイチャコラがくさすぎてクセになってくる
- コナンと平次の協力プレイがアツい
- つかみがド派手
よくなかったところ
- 百人一首の使い方がつまらない
- ラストの山岡紅葉の扱いがひどい
- クライマックスがつかみに比べて弱い
ひと言感想
序盤で観客には真犯人の当たりがつくのでその後のコナンと平次がボンクラに見えがちです。和葉には競技かるたの素質があって…という展開もチート過ぎてあまり乗れませんでしたね。
その代わり平次×和葉のラブラブ描写は今回も絶好調で、胸やけするほど堪能できるのでその点ではオススメです。